歴史
グラシオ、それは「最高峰」へのこだわりと情熱の物語
1972年、グラシオの歴史はベルギーでスタートした、「ピンティ(Pinti)」というブランドのアイスクリーム製造・宅配販売会社にさかのぼります。その10年後、ピンティはドイツの大手アイスクリーム・メーカー「ショラー(Schöller)」グループに吸収合併され、ベルギー工場では主にプレミアム・アイスクリーム「ムーベンピック(Mövenpick)」ブランドの製造をするようになりました。1996年には、精度の高い製造ラインや充実した研究開発部門が評価され、ショラー・ベルギーは同ヨーロッパ中心工場へと成長します。2001年、「日本ショラー冷凍食品ジャパン株式会社」を設立。同年、ショラー・グループはネスレグループに買収され、ベルギー工場もその傘下に入りました。転機となった2003年、ネスレとの協議の末、MBO(マネジメント・バイ・アウト)によりベルギー現地法人の独立と日本法人の買い取りが決定。これにより工場は再び創造性や多様性、品質にこだわりを持てるようになりました。この経営方針の転換はグラシオとそのパートナー企業や顧客に自信をもたらしました。そして2004年1月、グラシオが正式に設立され、それに伴い、日本法人も「グラシオ・アイスクリームジャパン株式会社」へと社名を変更し、新たなスタートを切りました。2011年、グラシオはフランス法人も立ち上げ、さらに活動範囲を広げています。2013年にグラシオは、ベルギーのアイスクリーム市場をリードし、IJboerke,Mio,Articなどの有名ブランドを持つ同国のアイスクリーム・メーカーを買収いたしました。
現在、グラシオではアイスクリームの専門的な知識を有する400名がアイスクリーム事業に携わっています。また、20本の製造ラインでは年間6000万リットルのアイスクリームを生産しています。
企業の社会的責任
グラシオは地球環境を守り、職場における安全と健康を保証し、高い倫理規範をもって誠実に活動し、多様性のある雇用を促し、取引業者とも強調しながら、絶え間ない努力を続けています。
グラシオの品質
ベルギー王国は世界的に美食の国として知られており、ベルギーチョコレート、スペキュロース (ベルギービスケット)、菓子、ベルギーチーズやベルギービールなどは、その卓越した品質で国際的に高い評価を受けています。グラシオは「ベルギー・アイスクリーム」という新しいブランドをここに打ち立てようとしています。経験豊かな研究開発チームによってベルギーとヨーロッパの伝統と文化を受け継ぐスペシャリティーアイスクリームが日々作られており、そのアイスクリームは多くの国々へ輸出され、多くの外食業界パートナーの力添えをうけ世界中のアイスクリーム愛好者に親しまれているのです。
ベルギー本社に隣接するグラシオ自社工場では長年にわたり最高レベルの品質管理基準を追い求めてきました。HACCP、BRCやIFSといった多くの主要な国際的品質管理認証を取得しています。高い技術と品質管理の融合によりグラシオのアイスクリームは生み出されています。
グラシオが目指す究極のゴールは、世界をあっと驚かすようなおいしいアイスクリームを作ることです。 グラシオのプレミアムアイスクリームは、厳選された素材と熟練された技術が生んだ賜物です。企業ロゴには落ち着いたゴールドと深いブルーを用い、そのプレミアムな品質を表現しています。